中国の歴史教科書が書かないこと

 中国の歴史教科書には書いてないことがいくつかある。たとえば1989年の民主化運動。あるいは中国共産党の失敗がもたらした飢饉(ききん)で死亡した数百万人のこと。あるいは中国が攻撃を開始した中印紛争や中越戦争のこと。(中略)
 中国で使われている歴史教科書は、共産党体制下の自国の歴史や周辺国との関係について、相当部分を省略している。 (中略)
 たとえば教科書には、1962年に中国人民解放軍の攻撃で始まった中印国境紛争についての記述がない。中国政府と友好関係にあったカンボジアベトナムが侵攻し、ポル・ポト政権を崩壊させたことへの懲罰的意味も込めて、中国軍が1979年にベトナムを攻撃した中越戦争についても、何も触れていない。
 このほか、中国の歴史教科書には──
・1989年の民主化運動と天安門事件
・1958〜61年に農工業の大増産政策として毛沢東政権が導入した「大躍進政策」。経済混乱と飢饉につながり、中国国内の3000万人が餓死したとされている。 ──の記述がない。
 英オックスフォード大学の中国専門家シンミン・ショー氏は、日本の教科書が歴史を歪めているのは、自分たちの恥を受け入れたくないからのように見えるが、中国による歴史の改ざんは共産党体制の維持が目的のようだと指摘。「(中国にとって)過去を認めないのは、計算された政策だ」とショー氏は話している。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200504180011.html

いろいろな人のブログを見ると、今日のラ イブドアとフ ジテレビの記事が沢山書いてあるのであえて自分は書きません。
今回は「中国の歴史教科書が書かないこと」と言う事で面白い記事を発見しました。まず思い立ったことが、なんなんだお前達はと。「日本は歴史を歪めている」とかなんだとか言ってるけど、お前らは歪める前に載せてないじゃんと。自国のマイナスになる部分だけは掲載しないんですか。それで自分達は本当の歴史を知っていると思っているのですか。ちゃんちゃら可笑しいですね。
日本はきちんと(というか当然ですが)大東亜戦争で敗戦した歴史も掲載しているし、且つ原爆を二度落とされ、ポツダム宣言を受諾して無条件克服したという残酷な歴史も掲載しています。そんな日本が、正しい歴史を掲載せず好き放題やっている国に罵倒されたくありませんね(笑) 自分はこの記事を見て、まさか天安門事件毛沢東の政策で多数の死者を出した事について書かれていないとは驚きました。本当になんなんでしょうね、この国は。