Love & Life

時が経つのは早いもので、岡崎律子さんの死去から1年。心よりご冥福を申し上げます。本当は5月5日に書かなくてはいけない内容を・・申し訳ない。
自分が岡崎律子という名を知ったのは、恥ずかしながらFor RITZからだ。「とてもいい曲だよ」と旧友に薦められて購入。聴いてみると旧友の言った通りとてもよかった。岡崎律子は故人だという事を知ったのはその3日後くらいだったか。この事を知った時はとてつもないショックを受けた。正直冗談だと思った。
以後その「故人」という言葉が頭から離れず、岡崎さんの歌を聴いてると自然と涙が出てくるようになり、聴いた後は憂鬱になることもしばしばあるようになった。特にForフルーツバスケット。この曲は今でも聴く。自分の支えになっている曲だからだ。自分の中でこの曲は「名曲」。この曲でいつも心を打たれる歌詞がある。

「たとえば苦しい今日だとしても いつかあたたかな想い出になる 心ごとすべてなげだせたなら
ここに生きてる意味がわかるよ 生れ落ちた歓びを知る Let's stay together いつも」

他にも「生まれ変わる事はできない、だけど変わっていく事はできる」という歌詞にも心打たれる。上を含め、ここが流れるとどうしても直接言われている感じがし、しかもそれプラス、頭の中で「故人」という言葉が結びついてしまい泣いてしまう。パッと見れば優しい歌詞だが、裏を返せばとても強い感じがする。上手く言葉がまとまっていないが、そういったなにかしらのニュアンスがこの曲には含まれていると思う。
5月5日、岡崎さんの命日にファンクラブ限定販売だった「Love & Life - Private Works 1999-2001」が発売された。これが個人名義で最後のCDリリースらしい。まだ自分は手に入れていないのだが、一日でも早く手に入れたい。
本当に岡崎さんの死は悔やまれる。はぁ、憂鬱。@21:00