その時歴史が動いた

久しぶりに見た。今回は「戦艦大和」の話。この番組は面白いなぁ。特に近代歴史の特集は面白い。
大東亜戦争時の日本というか、歴史を通して日本という国は凄いと思う。事実上、日露戦争バルチック艦隊を率いた大国ロシアを破り、第一次世界大戦では連合国側として勝利。大東亜戦争ではアメリカに大敗して無条件降伏をしたが、常時日本は先進国という位置にいた(大東亜戦争は最初から勝ち目がなかった戦争だと、仕方がなく開戦したのだと世界史の教師が言っていたような気がする。確かに日中戦争の行き詰まりを打開するためには仕方がなかったことだろう)
TVの中でこんな場面があった。

「進歩のない者は決して勝たない。負けて目覚めることが最上の道だ。
日本は進歩ということを軽んじすぎた。私的な潔癖や徳義にこだわって、真の進歩を忘れていた。
敗れて目覚める、それ以外にどうして日本が救われるか。今日目覚めずしていつ救われるか。
俺たちはその先導になるのだ。日本の新生にさきがけて散る。まさに本望じゃないか。」
角川文庫版 吉田満 「戦艦大和の最後」より引用

この言葉には鳥肌がたった。「日本の新生にさきがけて散る。まさに本望じゃないか。」という言葉は大和魂というか、そういうものを感じさせられる。うーん、かっこいい。日本人の精神、いわば大和魂は好きだ。こんな国に住めて感激。
それにしても歴史って面白いなぁ。