今までを思いふけってみる

月日が流れるのは早いもので、もう卒業式シーズンでございます。
かく言う自分もその対象者なのですが、もう入学から3年経ったのかと思うばかりで、卒業という実感がまったく湧きません。


思い返せば小学生。あの時は我ながら真面目な子だった。
毎日漢ド(漢字ドリル)と計ド(計算ドリル)を解いては翌日先生に見せ、解いては翌日先生に見せの繰り返し。
その度「がんばったね」という言葉と一緒に貰う花丸。それが何よりも嬉しかった。
体育も不平を言わず真面目にやっていた。というかこの頃は体育が純粋に好きだった。
そして忘れもしない、毎週火曜日と木曜日の公文。2年から6年までよく行ってたと思う。
公文のお陰で計算は速くなったが、文章題になるとどうしてもダメだった。これは今でも引きずっている。


他にも忘れ物をしない、学校を休まない、人に迷惑をかけない、人の言うことはきちんと聞く、規律は守る・・・
とてもとても情緒の安定した、責任感のある、本当に真面目な子だった。


ところ変わって中学生。この時(小学→中学)が一番緊張したかもしれない。
何せ初めての学生服、初めての自転車通学、初めての友達と何もかもが初めてづくし。
しかし友達作りは、おおよそ小学校の面子と一緒だったので、さほど心配要らなかった。


では何が心配だったかというと、やはり勉強だろう。その心配は見事的中した。
新しく勉強する科目が増えるわ、数学は難しくなるわで四苦八苦し、
中学生からは本当に勉強をやらなくなったのだ。勉強する、いや机に座るという習慣さえ崩壊した。
勉強するのはテスト前の一夜漬け。これだけで全部のテストが80以上だったというから笑えてくる。。
「この時真面目にやっていれば・・・」と人間誰しも一度は思い浮かぶフレーズだが、まさにその通り。


家に帰ってはPCをつけ、ネトゲネトゲネトゲ・・・。終わるごろにはチュンチュンチュンとスズメの声。
睡眠時間が4時間程度になり、完全夜型になったのもこの時からだろう。
部活も面倒だし、金がかかるとの理由で運動部には入らなかった。
その代わりパソコン部に籍を置いた。いやあ、楽だった楽だった。
その後進路決定の時期になり、ようやくあたふたし始めた。
結果、自分が今まで全く候補にも挙げていなかった高校に決定した。半ば強制的。
ちなみにこの時、受験勉強など1時間もしてない。テスト前日に30分くらい教科書を見ただけだった。
それなのに合格した。馬鹿学校だったから当然の結果だが。


とにかくあらゆる面で堕落していったのが中学生だった。
楽しみかったこと?ねえよw 思い出?ねえよw 恩師?いねえよw 恋?もっとねえよwww 
つまらないったらありゃしない。中学校の卒業式で泣いてる奴を見て嘲笑していたのは俺だけでいい。
ホント、笑えませんよ・・・。


そして高校生。高校生が一番最悪。
もう何が最悪って、学校生活、勉強、友達付き合い…と何もかもが最悪。書き綴りたくないくらい最悪。
知っている友達は皆無だし、今まではニックネームで呼ばれていたけど、3年間通して「苗字+君」がデフォだし、共通の趣味を持っている奴がいなく、話がうまくかみ合わなかったり、なんだか真面目君キャラで通っていたり・・・
もう思い出せばキリがない。小中高で言えば、高校がつまらなさランキングでトップ。それも雲泥の差で。


ペシミスト、ニヒリストになったのも高校生の時。
完全に二次元にはまりだしたのも高校生の時(中学時から少し好きだったが)。
しかし悪いことばかりではなく、色々な事に興味を持ち出し、視野が広くなったのも高校生の時だった。
これはおそらく高校で多種多様な人間と接した結果だろう。この点だけは高校に感謝したい。
やはり人間と接すること、特に自分と対極にある人間と接することが何よりの刺激になると思う。
つい我々は衝突を避けるがゆえに、考え方が異なる、自分と人間性が異なる人に近づかなくなってしまう。
それはつまり自分が成長するチャンスを、自らの手で逃しているにすぎない。
やはりこういった時は尻込みせず、寧ろこちらから声をかけるくらいの積極的な態度で行くべきなのだ。
そうすることで人間は1枚も2枚も皮がむけ、成長するのではないか。
・・・なーんて偉そうに大言しながら、実際は実行できないんだけどね'`,、('∀`) '`,、


話を戻して、とにかく高校時代は無味乾燥だった。こんな人は他にもいるのだろうか・・・。
そんなこんなで今に至る。
ザッと今までの軌跡を辿ってきたが、華やかなのは小学生の頃だけ。あー、情けないorz
しかも次は大学生になると思いきや浪人だからね。もう失笑ですよ。あー、ホント情けないorz
これからの人生どうなることやら。とりあえず死ぬまでには「勝ち組」になりたいなあ。